アクセス時の動作
A-001 発言しようとすると「メールアドレスを正しく入力してください」というエラーが出る
A-002 アクセスしてもエラーになってしまい掲示板の発言をまったく読み取れない

オフラインの動作
B-001 自動削除が働かない
B-002 ヘッダー、フッターの削除方法
B-003 掲示板ウィンドウ下段の本文表示の文字の大きさを変えたい
B-004 OneKeyコマンドで次のアーティクルに進むときの動作がNifTermと異なる
B-005 Nif-Xの引越し方法


A-001 発言しようとすると「メールアドレスを正しく入力してください」というエラーが出る
発言予約に書いてあるメールアドレスが正しくないとこのエラーが出ます。以下の箇所を確認してください。
注意:ニフティIDはメールアドレスではありません。「@」以下をつける必要があります。

すでに入っている予約は、コントロールセンターの「予約」タブでその項目をダブルクリックして、開いたエディタの上部のメールアドレス欄で正しく入力してください。
新しい予約を入れる場合は、エディタに行く前のアップロード予約のダイアログボックスのメールアドレス欄で正しく入力してください。

既定値として設定されているメールアドレスが正しくない場合は、直しておくことをお勧めします。
・コントロールセンターで掲示板を選び(複数選択可)、右クリックメニューの[プロパティ]の「発言設定」タブで、既存の掲示板の既定値を修正してください。
・コントロールセンターのサービスタブの右クリックメニューの[フォーラム設定]に、今後掲示板ができたときに既定値として入るものが設定されていますので、ここも直してください。

A-002 アクセスしてもエラーになってしまい掲示板の発言をまったく読み取れない
 原因の切り分けのため、インターネットエクスプローラー(IE)で掲示板にアクセスしてみてください。
 Nif-XはIEと共通のOS機能を使ってインターネットにアクセスしているため、IEでアクセスできない場合は、Nif-Xでもアクセスできません。まずはIEでの問題を解決することが先決になります。
 インターネットオプションでJavaScript、SSL、Cookieを有効にしていないとフォーラムへのアクセスができませんので設定を変えてください。
 その他IEでエラーが出る場合は出ないようにしてからNif-Xでアクセスしてください。

 IEでは発言が読めるのに、Nif-Xでエラーになる場合は、常駐ソフトなどの妨害が考えられます。
 セキュリティ関係などの常駐ソフトを入れている場合はNif-Xのプログラムファイル(NIF-X.EXE)からのインターネットアクセスを許可する設定になっているかご確認ください。
 常駐ソフトの設定についてはそのソフトのマニュアルをご覧ください。

B-001 自動削除が働かない
自動削除されるのは以下の4つの条件がすべてそろったときです。

1.その掲示板が自動削除するように設定されていること
コントロールセンターでその掲示板を右クリックして、プロパティの[自動削除]を確認してください。ここで自動削除「する」に設定していないと自動削除されません。自動削除の設定には全掲示板共通のデフォルト設定掲示板固有の設定の2つのレベルがあり、掲示板固有の設定をしてある場合は固有の設定が優先しますのでご注意ください。

2.アーティクルが削除予定にマークされていること
アーティクルにはひとつずつ「○(保存予定)」または「×(削除予定)」のマークがついています。自動削除されるのは×のマークがついたアーティクルだけです。

新しく読み取ったアーティクルにどちらのマークが打ち込まれるかは、コントロールセンターのプロパティの自動削除の「新規アーティクルのマーキング」の設定によります。削除したい場合は×にしておいてください。

既存のアーティクルにどちらのマークが打ち込まれているかは、以下の方法で確認・変更できます。掲示板プロパティを×に変えても、以前読み取ってすでに○がついているアーティクルは削除されないので、アーティクルに打ち込まれているマークを×に変えてください。
・[表示]-[ブラウズモード]-[保存アーティクルモード](ツールバーの赤い○ボタン)を選ぶと、個々のアーティクルの先頭に○または×のマークが表示されます。
・このマークをクリックすると○と×を切り替えることができます。
・Shift+クリック、Ctrl+クリックでアーティクルを複数選択してからマークをクリックすると、マークの一括変更が可能です。

たくさんの掲示板にあるアーティクルのすべてを×にするには、以下の方法があります。
・[表示]-[ブラウズモード]-[保存アーティクルモード](ツールバーの赤い○ボタン)を選びます。この状態でコントロールセンターの「マーク」タブを表示すると、○のアーティクルが含まれる掲示板の一覧が表示されます。
・ここで掲示板を選択して(Ctrl+クリック、Shift+クリックで複数選択可)から、右クリックメニューの[マークのクリア]を選ぶと、選んだ掲示板の中のすべてのアーティクルが×に変わります。
・すべての掲示板を選択する場合は、一番上の掲示板をクリックしてから、スクロールバーで一番下までスクロールしたあと、Shiftを押しながら一番下の掲示板をクリックしてください。

3.そのアーティクルが既読であること
ただし、掲示板プロパティの自動削除の設定で未読アーティクルも削除するようにした場合は未読のままでも削除されます。

4.アーティクルを取得してから、指定された日数がたっていること
日数は掲示板のプロパティの自動削除タブで設定します。

自動削除が行われるのは、掲示板ウィンドウを開いたときです。しばらく開いていない掲示板ウィンドウにあるアーティクルは日数がたっても削除されずにそのまま残ります。[ファイル]-[保守]を使えば、すべての掲示板をスキャンして自動削除をすることができます。

B-002 ヘッダー、フッターの削除方法
以下の手順で消せます。
1.コントロールセンターで任意の掲示板を右クリックして出たメニューから[プロパティ]を選ぶ
2.プロパティウィンドウの[発言]タブで、「新規ヘッダー」、「コメントヘッダー」、「フッター」の各項目の右にある「変更」ボタンを押す
3.出てきたダイアログボックスのドロップダウンリストから消したいヘッダー・フッターを選び、その右の「削除」ボタンを押す

消し終わったら「キャンセル」を押してダイアログボックスを閉じてください。このダイアログボックスは掲示板で使うヘッダー・フッターを変えるダイアログボックスなので、OKを押すと、1で選んだ掲示板のヘッダー・フッターが変わってしまいます。

B-003 掲示板ウィンドウ下段の本文表示の文字の大きさを変えたい
 Nif-X自体にはこの部分のフォントサイズを指定する機能はありませんが、Nif-Xの本文表示部分はIE(インターネットエクスプローラー)と同じものなので、IEの以下の機能が使えます。

方法1
 本文をクリックしてアクティブにしてから、Ctrlキーを押しながらマウスホイールを動かすと、文字の大きさを5段階に変えられます。

方法2
 ページがある場所ごとにIEがフォントサイズを覚えてくれるようなので、以下の方法でNif-Xのフォルダの表示サイズを一度指定すれば次回以降はそのサイズで表示されます。
1.任意の発言タイトルを右クリック-[Webブラウザで表示]を選んでIEを起動します。(IE以外のブラウザが起動してしまう場合は一時的にIEを標準ブラウザにしてください)。
2.Nif-Xを終了します。
3.1で起動したIEのウィンドウにある[表示]メニューでフォントサイズをお好みのサイズに変更します。
4.変更したらそのIEのウィンドウを閉じます。(ここでサイズが記憶されます)。
5.Nif-Xを再起動します。

 一度大きさを変更したのにあとで戻ってしまった場合は、IEが指定された大きさを忘れてしまったものと思われます。お手数ですが再度設定してください。

B-004 OneKeyコマンドで次のアーティクルに進むときの動作がNifTermと異なる
 OneKeyコマンドで次のアーティクルに進む前に「ページで停止」するかどうかは以下のオプションの設定によりますので、お好みの動作になるように設定してください。同じ設定にすればNifTermと同じ動作になります。

・Nif-Xの[オプション]-[掲示板ウィンドウ設定]-[入力][OneKeyコマンド実行中は「ページで停止」モードを無効にする]の設定
(NifTermでは[オプション]-[内蔵ブラウザ設定]-[入力]に同じオプションがあります。)

・上を無効にしていない場合は[表示]-[ページで停止]の設定

B-005 Nif-Xの引越し方法
Nif-XはすべてのデータをNif-Xのデータフォルダの下のファイルに記録します。このフォルダ(SETTINGS.DAT0ファイルのあるフォルダ)内のファイルとサブディレクトリを丸ごとコピーすれば別のPCにログや設定を丸ごともっていくことができます。

コピー後に、移行先でショートカットを作ってください。Nif-XのフォルダにあるNIF-X.EXEファイルのアイコンをマウスの右ボタンでクリックして、そのまま右ボタンを押しながらデスクトップまたはスタートメニューにドラッグ&ドロップして、ショートカットを作成してください。

Windows XPではドラッグ&ドロップではショートカットが作られないことがあります。ショートカットを作らずにNif-Xを起動すると、予期せぬフォルダを参照してしまうため、持ってきたデータを使えません。NIF-X.EXEのアイコンを右クリックして[ショートカットを作成]してから、できたショートカットをドラッグ&ドロップしてご希望の場所に置いてください。

ショートカットを作ったら、ショートカットのプロパティの「作業フォルダ」の欄で、Nif-Xのデータのあるフォルダ(SETTINGS.DAT0ファイルのあるフォルダ)を指定してください。この指定が間違っていると持ってきたデータを使うことができませんのでご注意ください。