ファイルスペースの解放とは、アーティクル削除などで不要になったログファイルのスペースを解放する処理です。
これを行うことで、ログファイルから余計なスペースが除去され、ログファイルが小さくなり、ディスク空き容量が増えます。これを行わないと、削除したアーティクルのスペースもファイル内に溜まったままになります。
ファイルスペースの解放はログファイル全体を再構成するため、ログファイルが大きいほど長い時間がかかります。
ファイルスペースの解放を行うには以下の方法があります。
ニメラ1.0では、既定値ではファイルスペースの自動解放を行わないように変更しました。これは、現在の一般的なパソコン環境では、メールログファイル内の多少の無駄なスペース程度ではほとんど影響がないくらいにハードディスクの容量が大きくなり、むしろわずかなスペースを解放するために時間がかかることのデメリットのほうが大きいと思われるためです。
旧版から1.0にバージョンアップしたとき、旧版の自動解放の設定は引き継がれません。旧版と同じ動作にしたい場合は、お手数ですが[オプション]-[その他の設定] の[ファイル] タブで以下の設定をしなおしてください。
1.0以降で既定値のままご使用になる場合、アーティクル削除をしただけではディスクの空き容量は増えません。ディスク容量を空けるためには、[ファイル]-[保守] でファイルスペースの解放を手動で行ってください。