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アナログ同士は電気信号の形式が違うのでケーブルやコネクタでは基本的に変換できません(上の表の備考欄に記載のものを除く)※1。スキャンコンバーター等の装置が必要です。
デジタル同士は変換ケーブル・コネクタで変換できるという設計になっている…はずですが実際にできるかどうかはケースバイケースのようです。
アナログ←→デジタルはケーブルやコネクタでは変換できません(DVI-I・D-Sub変換コネクタはデジタル→アナログ変換しているわけではないことに注意)※2。
※1 インチキ商品に注意 VGA→S端子変換ケーブルなんてシロモノを大手ネットショップで真顔で売ってたりしますが騙されないよう注意してください。VGA→赤白黄ケーブルなんてのもありますが、映像しかないVGA端子からどうやって赤白(音声)を取り出しているというのでしょうか。つくならもっとマシなうそをつけという感じですね。
※2 デジタル映像出力端子には電源が出ていますのでこれを利用してコネクタ部分などに内蔵されたデジタル→アナログ変換回路を働かせる「一見ケーブルだけど実はコンバーター」という製品はあります。
ご参考までに製品をいくつか挙げてみました。(商品画像と価格の表示にamazonアソシエイトプログラムを使用しています。抵抗のある方は踏まないでください。商品画像の代わりに「欲しいものがきっと見つかります」と出ている場合はリロード(最新の情報に更新)してみてください。)
製品仕様や実際に使った方のレビューなどをよく見てご自分の用途にあっているかご確認の上ご購入ください。
落とし穴
参考:コンポーネント端子用のコンバーターは変換ケーブル使用でD端子につなげられます。逆もできます。
注意: SD解像度になるのでパソコンの字とか読めなくなります。
VGAから
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HDMIからコンポジットへ
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VGA/DVI-DからD1~D5へ
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HDMIからコンポーネントへ
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コンポジット/S端子から
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HDMIから
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コンポジット/S端子から
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VGAから
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コンポジット/S端子/D1~D5から
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コンポーネントから
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オス(♂)メス(♀)に注意
S端子♀→コンポジット♂ |
注意:コンポジットではなくコンポーネントです。赤白黄端子には使えません。
D端子♂←→コンポーネント♂ D5まで 1.8m |
D端子♀←→コンポーネント♂ D5まで 0.3m |
D端子♂←→コンポーネント♀ D5まで 0.3m |
注意:DVIは基本的には映像のみなのでHDMI端子に変換しても音は出ません。機種によってはDVI端子から音声も出力するものがありそういう機種では音が出る場合もあります。レビューで音が出ると書いてあるのはそういう機種限定の話ですね。
注意:モニタのDVI端子が著作権保護に対応していない場合HDMIから変換しても著作権保護されたコンテンツは見られません。
HDMI♂←→DVI-D♂ 1m/2m |
HDMI♂←→DVI-D♂ 3m |
注意:お手持ちの機器がミニ(タイプC)なのかマイクロ(タイプD)なのかよくご確認ください。
HDMI♂←→ミニHDMI♂ 2m/3m |
HDMI♀←→ミニHDMI♂ |
HDMI♂←→マイクロHDMI♂ 1.8m |
注意:DVI-D端子には刺さりません。
DVI-I♂→D-Sub♀ | DVI-I♂→D-Sub♂ 1.5m/3m/5m |
モニタの機種によってはD-Sub入力端子で通常のRGB形式のほかにY/Cb/Cr、Y/Pb/Pr形式の入力も受け付けるものがあります。そういう機種ではコネクタの形状だけ変換してやればD端子出力とD-Sub端子入力の接続ができる場合があります。マニュアル等でご確認の上そういう機種である場合に限りダメ元でよければ試してみるのも手かもしれません。
D端子♂ D-Sub♀ 機種限定注意 |
ネタ商品なのかなんなのか…ちょっとおもしろいのであげておきます。変換できないので買ってはいけません。