サーバー大容量化について

メールサーバー大容量化

2007年6月に@niftyのメールサーバーの容量がMB単位からGB単位に大幅増量され、保存期間も無期限になりました。他のサーバーでも同じような傾向が見られます。

これにより、多くのメールをサーバー側に保存することができるようになり、パソコン側のログを消してもサーバーから読み取りなおしができるようになります。反面、サーバー側にメールをあまりたくさん溜めると、処理が重くなるというデメリットがあります

なぜ処理が重くなるのか?

メールサーバーからのメールの読み取りは、以下のような流れになります。

サーバーアクセスフロー

サーバー側のメール数が増えると、1,2,4の各ステップで負荷が増大します。これは、ニメラ固有の問題ではなく、メールプロトコルに起因する問題です。

注意点

サーバー側にメールをためすぎないようにご注意ください。パソコン側の処理が重くなるだけではなくサーバー側の誤動作と思われる事例も報告されています。サーバー側のメールが多すぎる(目安としては一万通以上)場合はサーバー側のメールの削除をおすすめします。

ニメラでは、以下の方法でサーバー側のメールを削除することができます。

  • [オプション]-[アカウント] のプロパティの [基本設定] タブで、受信時または受信後×日後に自動削除するように設定できます。
  • メールウィンドウでサーバー側にあるメールのマーク(上段タイトル行先頭の「>」)がついているメールを選んでダウンロード予約のダイアログボックスを出すと削除予約ができます。
  • 1.xでは[オプション]-[アカウント] のプロパティの [メール] タブで削除予約ができます。2.xでは[オプション]-[アカウント]の「サーバー内メール」ボタンで出てくるウィンドウで削除予約ができます。

詳しくは各ウィンドウのヘルプをご覧ください。