ニメラ0.80以降ではメール転送をサポートしています。メールウィンドウで転送したいメールを選んで(複数選択不可)、ツールバーの転送予約ボタン(上矢印の下にFwと書いてあるボタン)を押して、転送先のアドレスを指定すると、そのメールを転送できます。
注意:以下のものは転送できません。
以下の二つの方式があります。
本文を引用 | 元のメールの本文を転送メールの本文内に引用して転送します。転送メールの本文に転送する旨などを追記して送ることができます。元メールの添付ファイルは転送メールに自動的に添付されます。元のメールの形式・内容によっては転送により変形してしまいます(後述)。 |
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入れ子メールとしてカプセル化 | 元のメールを入れ子メールとして転送メールに添付します。転送メールの本文には転送する旨などを書くことができます。元メールの添付ファイルは入れ子メールの中に添付されます。元のメールの内容は一切変わりません。 |
[オプション]-[メール送信設定]の[転送]タブで、どちらの方式を使用するか設定できます。「本文を引用」方式を選択した場合は、以下のパラメータを設定できます。
[元メールの前後に挿入する行] | メール送信(2/2)ダイアログボックスにあるのと同じ自動置換文字が使えます。相手のアドレス・ハンドルは元メールを送った人のアドレス・名前で置換されます。 |
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[引用符]、[メールヘッダの引用] | 返信の場合の設定とは独立しています。 |
「本文を引用」方式で転送する場合、ニメラがメールを作り直して送ることになります。ニメラがサポートしていない以下のようなものは元通りの形で転送することができません。
ニメラがサポートしていない文字(ASCII・Shift-JIS以外の文字)はニメラで表示すると化けますが、これは転送しても文字化けします。
「入れ子メール」方式で転送する場合はこれらの問題はありません。転送先で受信したメーラーがサポートしている形式・文字であれば、元メールの意図どおりに表示されます。
[オプション]-[メール送信設定]の[転送]タブで、「本文を引用」方式を選び「変形を警告」にチェックを入れておくと、上記(A)の変形が起きる場合は「このメールをニメラで転送すると変形します」というメッセージが表示されます。ここで「入れ子メール」方式で送ることを選択できます。この場合でも(B)についてはチェックできません。