クリップボード同期ソフト CBSync

CBSyncとは

ひとりで2台のパソコンを並べて使っているときに、こっちのパソコンからそっちのパソコンにコピペができたらなあ、と思うことがありませんか?

CBSyncは、それをする常駐ソフトです。パソコンのクリップボードデータをLAN経由で他のパソコンのクリップボードに自動的に転送します。CBSyncはClipboard Synchronizerの略です。

向く使い方
LANでつながれた2台のパソコンを並べてひとりで使っている場合は最適です。
向かない使い方
2台のパソコンを別の人が使っている場合は向きません。ひとりがコピーするともう一人のパソコンのクリップボードが勝手に書き変わってしまいます。

使い方

CBSyncが起動された状態で、アプリケーションソフトでコピーや切り取りをしてクリップボードにデータが入ると、CBSyncは設定された送信先に自動的に送信します。そこに常駐しているCBSyncが受け取ったデータを自動的にクリップボードに設定します。

転送できるデータフォーマット

CBSyncが転送するクリップボードデータは以下のものです。

  • テキスト
  • リッチテキスト
  • ビットマップ
  • HTML
  • XML Spreadsheet *
  • Art::GVML ClipFormat *
  • GIF *
  • JFIF *
  • PNG *
(*はCBSync バージョン3からの対応です。)

ワードやエクセルはHTMLフォーマットに対応しているため、書式付きのデータもある程度までは転送できます(うんと古いバージョンだとできないかもしれません)。 CBSync Ver3ではXML Spreadsheetフォーマットに対応しているのでこのフォーマットに対応しているバージョンのエクセルどうしであれば式も転送できます。 

特定のアプリケーションソフト固有のフォーマットを追加することも可能です。

エクスプローラーのウィンドウでファイルやフォルダをクリップボードにコピーしてもCBSyncでは転送できません。

ダウンロード・インストール方法ほか

CBSyncはフリーソフトウェアです。ユーザーサポートはありません。自助・自己責任でご利用いただくことを前提に無償でご利用いただけます。

バージョン4

バージョン4ではVer3から以下の点が強化されています。

  1. RSA暗号鍵長の見直し
  2. スクランブルのアルゴリズムの見直し
  3. 大きなデータを送るときの性能改善

バージョン4にはIPv4版IPv6対応版があります。IPv6対応版はIPv4も使えますのでIPv4版と通信できます。

バージョン1〜3とは通信できませんのでバージョン1〜3をご利用中の場合は通信相手も一緒にバージョンアップしてください。

旧版からバージョン4にバージョンアップした場合、パスワードとRSA暗号化の設定が引き継がれません。お手数ですがバージョンアップ後に再設定してください。(それ以外の設定は引き継がれます。)

バージョン 32bit(x86)版 64bit(x64)版 対応Windows
XP Vista、7〜11
4.1.0.1 IPv4版 ダウンロード(307KB) ダウンロード(371KB) ×
4.1.0.1 IPv6対応版 ダウンロード(308KB) ダウンロード(372KB) ×

64bit版は64ビット(x64)版のWindows専用です。

ご案内

ダウンロードしたファイルを開いて自己解凍型ファイルを起動すると解凍先のフォルダを聞いてきますので適当なフォルダに解凍してください。CBSync.exeというファイルがひとつだけでてきます。これを起動すればそのままCBSyncが使えます。

詳しくはヘルプをご覧ください。