DCasl2 はCASL II ソースプログラムの編集、アセンブル、実行・デバッグを行うことができる統合開発環境型のCASL II /COMET II シミュレータです。 情報処理技術者試験受験者の方はもちろん、企業や学校でのプログラミング演習や、ちょっとアセンブラをかじってみたい方まで、幅広くご活用いただけます。
必要な情報を手の届くところに配した使いやすいレイアウトです。
CASL II ソースプログラムを入力すると、正しい文法を持った行(紺)、なにかが不足している行(茶色)、余計な文字や文法上誤った文字(赤)、コメント(緑)、の各部にその場で色分けして表示します。 アセンブルするまでもなく入力時点でシンタックスエラーが見つけられます。
このような「便利さ」は学習の妨げにならないか? と思われるかもしれませんが、むしろ逆で、その場で間違いがわかると効率的に正しい命令を覚えることができます。実際に体験していただくと理解していただけると思います。
色はカスタマイズ可能です。 もちろんこの機能を使わないように設定することもできます。
CASL II プログラムのバグで発生しがちないくつかの状況を実行中に検出してデバッガにブレークします。 暴走を未然に防ぎデバッグを容易にします。 この機能を使わずに暴走しまくりのアセンブラデバッグの醍醐味を堪能することももちろん可能です(CASL II プログラムが暴走してもDCasl2アプリやシステム全体が暴走したりすることはありません)。
ラベルの定義位置と参照位置を一覧表示。 ダブルクリックすればソースウィンドウが開きその行が表示されます。
どこを通って現在位置へ来たのか、デバッグ中にしばしばもっとも知りたい情報です。 DCasl2ではCASL II プログラムの実行中いつでも命令のトレースを取っていますので最新の2000命令までの実行履歴を表示できます。
ブレークポイントはソースウィンドウの行で設定・確認できます。 ブレークするとソースウィンドウが開き現在位置が黄色い→で表示されます。 データもラベル名で見られます。
何も足さない、何も引かない。 DCasl2はCASL II の命令セットをそのままサポートしています。 「うちのシミュレータではこうなのに」と試験終了後悔やむのを防ぐためにも勝手な拡張命令はあえてサポートしていません。
色・フォント・キーアサインをお好みに応じて設定できます。
ソースファイルひとつあたり最大1万行、ソースファイル数の制限なし、メモリはCOMET II フルスペックの64K語が利用可能。 規模の大きいグループ演習のプログラムもらくらくこなせます。
CASL II 処理系の使用目的を考えると、処理系自身のインストールや操作方法を覚えるのに時間を割くほどばかばかしいことはありません。 DCasl2は一般的なWindowsアプリケーションと同等の操作で使えます。 アンインストールもコントロールパネルから行えます。
Windows98/2000以降(WindowsCEでは動作しません)
マウスが必須です。ランタイムライブラリ等の必要ファイルはありません。
上の画面イメージはWindows Vistaで動作時のものです。OSによってウィンドウ枠などの外観が異なります。
DCasl2はシェアウェアです。 試用後本使用される場合はご送金が必要です。価格は\1,500です
未送金の場合は、ウィンドウタイトルと印刷したリストに「(未登録)」の文字が出ます。試用期間の日数制限はありません。
こちらからどうぞ。お試しは無料です。
インストールしてもシステムファイルの置換等はありませんし、もしお気に召さない場合はコントロールパネルからきれいにアンインストールできますので、お気軽にお試しください。