以下の条件を満たさないサーバーにはニメラではアクセスできません。
POP3サーバー | ・標準コマンドに加えて、uidlとtopコマンドに対応していること。 |
---|---|
SMTPサーバー | ・標準コマンドに対応していること。 ・認証が必要なサーバーの場合、下記A-003のいずれかの認証方式に対応していること。 |
未対応です。今後の対応は未定です。
ニメラは以下の認証方式に対応しています。
受信サーバー(POP3) |
APOP※ user+pass |
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送信サーバー(SMTP) |
SMTP AUTH (以下の3種類) CRAM-MD5※ LOGIN PLAIN POP before SMTP |
アカウントの設定で「セキュリティ保護認証でログオン」のチェックをつけた場合と外した場合では以下のように動作します。(SSL暗号化の場合はどの認証方式でも安全にログオンできるためこのチェックボックスは表示されなくなります。)
つけた場合 | ※がついている認証方式のみを使用します。これらの認証方式が使用不可能なサーバーではエラーになりログオンできません。 |
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外した場合 | ※がついている認証方式が使用できれば使用します。使用できない場合は、※がついていない認証方式を使用します。 |
SMTP AUTHは、アカウントのプロパティの送信サーバーの設定で、「認証が必要」にチェックをつけた場合にのみ適用されます。
POP before SMTPは、ひとつのアカウントの受信サーバーと送信サーバーに同じプロバイダ等のPOP3とSMTPサーバーをペアで指定して、「認証が必要」のチェックを外した場合に、自動的に適用されます。
バージョン2.1から対応しています。
ニメラ バージョン2.1以降ではSSL暗号化に対応しているので以下の設定がおすすめです。
メールアドレス |
ID@nifty.com、ID@nifty.ne.jp、ネームアドレス@nifty.com、ネームアドレス@nifty.ne.jpのいずれかを指定します。 ネームアドレスを指定した場合は、別名ボタンを押して、IDアドレスも指定しておくことをお勧めします。 |
|
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名前/ハンドル | 本名またはハンドル(Fromの既定値にするもの)を指定します。 | |
受信サーバー | POP3サーバー名 | pop.nifty.com |
ポート | 995 | |
アカウント名 | ニフティID(8桁)を指定します。ネームアドレスを使用する場合でも、ここではIDを指定してください。@以下は不要です。 | |
パスワード | メールパスワードを指定します。ボタンを押して設定してください。 | |
プロトコル | IPv4 | |
SSL暗号化 | チェックします。 | |
送信サーバー | SMTPサーバー名 | smtp.nifty.com |
ポート | 465 | |
プロトコル | IPv4 | |
SSL暗号化 | チェックします。 | |
認証が必要 | チェックします。 | |
受信と別の認証を使用 | チェックしません。ただし、上の受信サーバーで@nifty以外のサーバーを設定した場合は、チェックして、出てきた欄で@niftyのアカウント名とパスワード(上の受信サーバーの説明参照)を設定してください。 |
ニメラ バージョン2.0x以下では以下の設定がおすすめです。
メールアドレス |
ID@nifty.com、ID@nifty.ne.jp、ネームアドレス@nifty.com、ネームアドレス@nifty.ne.jpのいずれかを指定します。 ネームアドレスを指定した場合は、別名ボタンを押して、IDアドレスも指定しておくことをお勧めします。 |
|
---|---|---|
名前/ハンドル | 本名またはハンドル(Fromの既定値にするもの)を指定します。 | |
受信サーバー | POP3サーバー名 | pop.nifty.com |
ポート | 110 (既定値のまま) | |
アカウント名 | ニフティID(8桁)を指定します。ネームアドレスを使用する場合でも、ここではIDを指定してください。@以下は不要です。 | |
パスワード | メールパスワードを指定します。ボタンを押して設定してください。 | |
セキュリティ保護認証でログオン | チェックします。 | |
送信サーバー | SMTPサーバー名 | smtp.nifty.com |
ポート | 587 | |
認証が必要 | チェックします。 | |
受信と別の認証を使用 | チェックしません。ただし、上の受信サーバーで@nifty以外のサーバーを設定した場合は、チェックして、出てきた欄で@niftyのアカウント名とパスワード(上の受信サーバーの説明参照)を設定してください。 | |
セキュリティ保護認証でログオン | チェックします。 |
ネームアドレスとIDアドレスは、ひとつのメールボックスにふたつ名前がついているだけです。メールボックスの実体はひとつしかありませんので、別のアカウントとして設定しないでください。ひとつのメールボックスへ来たメールを2回読んでしまいます。
ニメラでは、ネームアドレスを使う場合は、ネームアドレスをアカウントのアドレスとして設定した上で、IDアドレスを別名として設定してください。詳細は上をご覧ください。
メール送信時にネームアドレスとIDアドレスを使い分けたい場合は、メール送信ダイアログボックスのFrom欄で「名前 <アドレス>」のように指定することでどちらのアドレスでも指定することができます。アドレスには必ず@nifty.comまたは@nifty.ne.jpを付けてください。
ファイアウォールなどインターネットセキュリティ関係の常駐ソフトを入れている場合は、ニメラ(NIMELA.EXE)からのインターネットアクセスを許可する必要がありますので、お使いのソフトの設定をご確認ください。
ニメラのバージョンが変わる都度、許可が必要です。
具体的な設定方法は、ソフトのマニュアルか、こちらをご覧ください。
@niftyのパスワードには、ログインパスワードとメールパスワードの二種類があり、NifTermやNif-Xで指定するのはログインパスワードですが、ニメラではメールパスワードを指定する必要があります。詳しくはこちらをご覧ください。
アカウントのプロパティの基本設定タブの[内容を読み取る]のチェックを外すと、新着メール受信時にはメールヘッダのみを読み取ります。メールウィンドウに内容なしのアーティクルとしてタイトルが載りますので、読みたいメールを選んでダウンロード予約してアクセスしてください。
ただし、この設定をしても、インターネットメールにはパソ通と違ってタイトルを一括表示するという機能がないため、一通ずつヘッダを読み取る必要があり、アクセス時間はパソ通ほど短縮しません。
NifTermと操作が変わっていますがサーバー側にメールが残っていれば可能です。詳しくはこちらをご覧ください。
メアドプラスしてもサーバー側ではメールボックスが増えるわけではなくて、いままでのメールボックス(IDアドレス/ネームアドレスのメールボックス)に別名がつくだけです。メールボックスの実体はひとつしかありません。メアドプラスのアドレスに来たメールも、今までのメールアドレスに来たメールも、区別なく、そのひとつのメールボックスに入ります。
メアドプラスした場合でも、ニメラでは、アカウントの設定を追加しないでください。IDアドレスとは別のアカウントとして設定してしまうと、ニメラはふたつのメールボックスがあるものとして、それぞれのメールボックスから読み取ろうとしますが、実体はひとつしかありませんから、同じメールボックスから同じメールを2回受信してしまいます。
送信メールの自分のアドレスをメアドプラスのアドレスにしたい場合は、アカウントのプロパティの[メールアドレス]欄にメアドプラスのアドレスを設定してください。今までのアドレスは別名に入れたままにしておいてください。メール送信時にメアドプラスのアドレスとID/ネームアドレスを使い分けたい場合は、メール送信ダイアログボックスのFrom欄で「名前 <アドレス>」のように指定することでIDアドレス、ネームアドレス、メアドプラスのアドレスのいずれでも指定することができます。アドレスには必ず@以下をつけてください。
メアドプラスに来たメールを振り分けたい場合、ニメラでひとつのアカウントとして設定した上で振り分け設定を使えば、ある程度は振り分け可能ですが、サーバーの時点でどっちのアドレスに来たメールもいったんいっしょくたになってしまい区別がなくなってしまいますから、完全に振り分けるのは無理です。ニメラの振り分け条件で、ヘッダの「To Cc」を指定して、メアドプラスのアドレスを書けば、To またはCcにアドレスが明示してあるメールだけは振り分けられますが、同報メールなどで宛先が明示していないものは振り分けできません。
別のメールボックスとして完全に分離したい場合は、@niftyのサービスとしては、メアドプラスではなくてセカンドメールを使うのがいいかと思います。この場合は別のメールボックスになりますので、別のアカウントとして分離してメールを送受信できます。
ダイヤルアップ環境でウィルスチェックソフトを入れている場合、DUN切断にチェックを入れるとメールを送信できません。
DUN切断のチェックは外しておいてください。切断は、手動で行っていただくか、またはダイヤルアップ接続のプロパティで適当なタイムアウト時間を設定しておいてください。
詳しくはこちらをご覧ください。
ウィルスチェックソフト側で発生したエラーはメーラー側では検知できないことがあります。詳しくはこちらをご覧ください。
ウィルスチェックソフトを入れている場合、ウィルスチェック側の処理のため、一通のメールを受信し終わるまで(メールのサイズによってはかなり長時間)、ニメラ側では動きがなくなります。詳しくはこちらをご覧ください。
ウィルスチェックソフトを入れている場合、そのような動きになることがあります。詳しくはこちらをご覧ください。
原因と対処方法についてはこちらをご覧ください。
ウィルスバスターが入っている環境で大きなメールを送るとタイムアウトになることがあります。原因と対処方法についてはこちらをご覧ください。
ウィルスチェックソフトが常駐している環境で、アカウントのプロパティでタイトルのみ読み取るように設定している場合、ダウンロード予約したメールがウィルスだったときに、この問題が起きます。
ウィルスチェックソフトがウィルスを除去する際、メールヘッダを書き換えてしまうことがあります。このとき、ニメラ側では、ダウンロード予約したメールと、アクセスして内容を読み取ったメールが、同じメールだと認識できず、以下のような現象になります。
この場合は、お手数ですが、以下のように処置してください。
こちらの「FAX送信」の項目をご覧ください。
スパムメール対策のためにポート25をブロッキングするプロバイダが最近多いようです。ブロッキングされると、「回線の接続に使っているプロバイダ」と「メールサーバーがあるプロバイダ」が異なる場合にのみ、ポート25が使えなくなります。
この場合はこちらの要領で設定してください。
NifTermのログのうち、ニメラに取り込めるのはメールログだけです。ニメラはメーラーですので扱えるのはメールログのみです。パソ通固有の前提のあるパソ通のログを見るのに最適なのはパソ通用のツールです。パソ通終了後もNifTermはログ閲覧ツールとしてご利用いただけます。
ニメラ0.80からツリー表示に対応しています。旧版をお使いの場合はバージョンアップしてください。0.80以降のツリー表示機能についてはこちらをご覧ください。
OneKeyコマンドで次のアーティクルに進む前に「ページで停止」するかどうかは以下のオプションの設定によりますので、お好みの動作になるように設定してください。同じ設定にすればNifTermと同じ動作になります。
ニメラはすべてのデータをニメラのデータフォルダの下のファイルに記録します。このフォルダ(SETTING.DAT0ファイルのあるフォルダ)内のファイルとサブディレクトリを丸ごとコピーすれば別のPCにログや設定を丸ごともっていくことができます。
コピー後に、移行先でショートカットを作ってください。ニメラのフォルダにあるNIMELA.EXEファイルのアイコンをマウスの右ボタンでクリックして、そのまま右ボタンを押しながらデスクトップまたはスタートメニューにドラッグ&ドロップして、ショートカットを作成してください。
Windows XP・Vistaではドラッグ&ドロップではショートカットが作られないことがあります。ショートカットを作らずにニメラを起動すると、予期せぬフォルダを参照してしまうため、持ってきたデータを使えません。NIMELA.EXEのアイコンを右クリックして[ショートカットを作成]してから、できたショートカットをドラッグ&ドロップしてご希望の場所に置いてください。
ショートカットを作ったら、ショートカットのプロパティの「作業フォルダ」の欄で、ニメラのデータのあるフォルダ(SETTINGS.DAT0ファイルのあるフォルダ)を指定してください。この指定が間違っていると持ってきたデータを使うことができませんのでご注意ください。
パソ通とインターネットメールの違いのため、NifTermとは項目や書式に違いがあります。こちらをご覧ください。
ニメラ Ver1で対応しているのは日本語と英語だけで、その他の言語には未対応です。
ニメラ Ver2ではヨーロッパやアジアの多くの言語のメールの表示が可能です。Ver1で受信したメールでもVer2にバージョンアップすれば表示できるようになります。
メールウィンドウでメールを一つ選び、[表示]-[メールヘッダ]を選ぶと、見ることができます。
タイトルや名前等の日本語部分は英数字の羅列になっていますが、それで正常です。メールのトラブルをプロバイダのサポートに相談したらメールヘッダを求められた、というような場合はそのままコピーペーストしてご提出ください。
メールウィンドウでメールを一つ選び、[ファイル]-[テキストファイル出力]で、出力形式から「メッセージソース」を選び、出力したテキストファイルをエディタなどで開くと読めます。
以下のいずれかの方法で「既定のメーラー」に設定すると、ニメラでメールを送れるようになります。
元に戻すという操作はありません。元のメーラーを起動して、そちらで既定のメーラーに設定しなおしてください。
ニメラには相当する機能はありません。
持ち歩ける一般的なメディアが1MBのフロッピィディスクくらいしかなかったNifTerm開発当初と異なり、今では、ポケットに入れて持ち歩けて、USB端子に差すだけで使えるような、数十ギガバイトのHDDが、安価になっています。メールログくらいは丸ごと入っておつりがきます。このような状況で、無理に「2台でニメラ」のような機能をサポートして多少の不整合には目をつぶって使っていただくよりも、ニメラのフォルダを直接このようなディスクに置いて、それを持ち歩く運用のほうが、2台でNifTermファイルをコピーしたり消したり取り込みの操作したりする必要もありませんし(バックアップのために本体側HDDにでもコピーする必要はあるかと思いますが)、便利なのではないかと思います。
ポータブルHDDに丸ごと入れるような形での運用をご検討いただければ幸いです。
ご注意 USBメモリでニメラが起動しないというご報告がありました(原因はよくわかりません)。ニメラのご利用のために機種を選定される際はメモリではなくハードディスクをご選択ください。
パソ通ではレスのタイトルに数字をつけて遊ぶ習慣があり、NifTermでもそのような状況に対応するための機能がありましたが、インターネットメールには数字をつけたりする習慣はなく、「Re: 」とだけ書くのが普通ですから、ニメラで自動生成する返信タイトルはそうなるようにしています。ニメラには「Re: 」のかわりに「RE:」にしたり数字をつけたりするような機能はありませんし、今後もつける予定はありません。
ニメラでは、「Re: 」の代わりに「RE:」になっているとか、数字がついているとかのパソ通メールに返信した場合も、「Re: 」ひとつだけにまとめるようにしています。
現行のニメラには印刷機能はありませんので、印刷機能のあるメモ帳やテキストエディタ等に本文を切り貼りして印刷していただくしかありません。